D.C.10.5.15 AM1:45〜   <4月の備忘録>
                       ライヴ・レポートでもないのに、こうして後々になってから書き残すのは、
                       私としてはしないようにしようと思っていたんですが、まぁ、ねぇ…。(苦笑)
                       結構、「昨年の、一昨年の今頃は何してた?」って読み返す事もあるので、
                       覚えている事だけでも、やっぱり書いておこうと思う。
                       …4月中の主な事柄と言えば、ルーク兄さんの誕生日と、19日のパイプ
                       オルガンのコンサートと、平年より2週間も早い桜の開花(21日)だろうか。
                       ルーク兄さんの誕生日は、結局気持ちだけで「何か」は出来なかったなぁ。
                       パイプオルガンのコンサートは、季節柄、花粉症のお客さんも多かったのか、
                       微妙に気に掛かる場面もあったけれど、まま良いコンサートで御満悦。
                       フルート&ソプラノとのジョイントだったから、オルガンの音量が下がって
                       しまうのは、個人的には残念な所なんだけど、好きな曲も聴けたし良いかな。
                       5月にもパイプオルガンのコンサートはあるんだけれど、私は札幌に居ない
                       から(笑)、次回は8月までお預け。 昨年はほぼ毎月聴けていたので、
                       ちょっと寂しい感覚もあるけど、今年はそれ所じゃないかもしれないし。
                       …それから、結局花見らしい花見はしなかったんだけど、それにもまして、
                       今年の桜の開花は早かったなぁ。 全国的に早かったから、札幌も早い
                       だろうとは思っていたけど、大型連休前に見頃が来るってのはビックリ。
                       4月の暖かさの反動が、5月になってから来ている様な気がします。(苦笑)
                       …それから、それから。 個人的に4月の記憶で印象深いのは、1月の
                       末から読み出した京極夏彦さんの妖怪シリーズ(今の所出版されている
                       のは13冊)を読了した事。 それはもうドップリと浸っておりまして、かなり
                       長い事余韻を引きずっていたし、読み終わった今は新刊が待ち遠しい。
                       私にとって小説は、読書と言うよりも、物語の世界を旅する感覚に近い。
                       頭の中では常に登場人物達が動き回っているし、彼等と一緒に私も
                       その世界で一喜一憂している。 京極さんのこのシリーズの舞台は、
                       昭和20年代後半の日本。 東京や関東近辺で起こる様々な事件を
                       非常に個性的で魅力的な面々が解きほぐしていく物語だけれど、今に
                       生きる私でも、すんなりと巡る事が出来た。 また、物語に絡み付いて
                       来る様々なウンチク(?笑)が、非常に知的好奇心を満たしてくれるし。
                       思うに、「主軸の他に、関係無さそうで実は繋がっている余談に溢れた
                       モノ」って言うのが、私は好きなのかも。(笑) 映画版の攻殻機動隊も
                       その手のアニメだったし、そもそもミサや閣下のライヴだって…。(笑)
                       また、物語に関わってくるアイテムに、今まで私の興味を惹いてきた物、
                       事柄が多く出てきたりして、その辺もドップリ加減に貢献しているかも。
                       読み終わってみると、映画版の「姑獲鳥の夏」の印象が変わってきた。
                       キャスティングが絶妙だったんだなぁ、としみじみ思う。 「魍魎の匣」の
                       映画版も6月にDVDが出ますが、それ以降の作品もあのキャストで
                       映画化されないかなぁ…。(願望) …そんなこんなで「文字を書くモード」
                       から遠ざかっていた上に、結構徹夜して読み耽っていた所為で、回り
                       回って朝型生活になっちゃったりもしていましたが、ようやく一段落。
                       …もう随分前、友人から「京極さんの小説、面白いヨ!」って薦められて
                       いたけれど、身内では「人殺せそうなほど分厚い本」って形容されていた
                       ボリュームに手が出せずにいたのに、今になってハマるとはなぁ。(笑)
                       でも、今だったから楽しめた部分もあるし、何事も出会いとタイミングだな。






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